新聞受けから手が伸びてきてドアの鍵を開けようとしている

当方、T都の下町のマンションで一人暮らしをしている生もの同人女です。

今日、会社から帰ってきて、夕飯の支度をしていたところ、玄関チャイムが

鳴りました。火を使っていたので手が離せず、返事はしたんですが、対応に

出るのが遅れてしまったところ、ドカドカと玄関のドアを殴る音が・・・。

真面目にドアに喧嘩を売っているとしか思えないほどの勢いでした。

それと同時に「Mさん、Mさんいるんでしょー?開けてくださーい!」と、

私のペンネームを連呼するアニメ声。少なくとも一人ではなさそうです。

来客の予定はなかったので、こっそり玄関スコープから覗いてみると、

見たこともない高校生くらいの女の子が二人。どちらもわりと細身で、

いかにもオタクというような感じではありません。でも、服装が・・・。

当方のジャンルはヴィジュアル系ではないんですが、ご本尊に合わせて、

ポップなオタクといった感じの、ファッションが多いジャンルなんです。

訪ねてきた女の子二人も、コスプレではないんですが、一般の方々に

混じっていると、ちょっと浮いた雰囲気のファッションでした。

明日、私の家から数駅のところでイベントがあるので、それを目当てに家に

来たのかも知れません。以前からここを読んでいた私は、警戒しながら

「どちら様ですか?」と聞いたところ、いきなり「きゃー!Mさんですね、

「冬混みで本買った○○でーす!覚えてるでしょー!早く入れて下さーい!」と、

さらにドアをドカドカ叩き続けます。なるべく冷静に「本を買って頂いたのは

うれしいのですが、それだけではお友達ではありません。お帰り下さい」と

言ったのですが、「ほら、来てくれてうれしいって言ってるよ!来てみて

良かったねー!」と、こちらの言うことを脳内変換して、女の子二人は

きゃーきゃーと勝手に盛り上がってます。「これ以上、玄関前で騒ぐようなら、

ご近所にも迷惑なので、警察を呼びますよ」と言ったところ、「やだなー!

巫山戯てないで、早く開けてよー!冬混みのときあまり話せなかったから、

今夜はいっぱい萌え話ししましょうよー!」と言います。私は会話するのを

諦めて、こっそり部屋に戻って警察に電話しました。女の子二人は、さらに

玄関ドアに殴る蹴るの暴行を加えています。電話でも騒音が伝わったのか、

警察がすぐに来ると言ってくれました。家の玄関は鉄扉なので、警察が

来るまで、持ちこたえてくれるでしょう。私は少し安心して玄関に戻ったの

ですが、そのときにぎょっとしました。新聞受けから女の子の手が伸びてきて、

ドアの鍵を開けようとしているんです。あわててチェーンを掛けようと

したんですが、家のチェーンは鎖タイプで、手が震えてしまって上手く

かかってくれないんです。あっという間に鍵が開けられて、ドアが開いて、

女の子二人の笑顔が怖いです。震えそうになるのを押さえて、「今、警察を

呼びましたから。あななたちは、帰って下さいというのに、勝手に上がって

きたのだから、住居不法侵入ですよ」と言いました。すると、「お友達なのに

なんで警察なんか呼ぶんですか!?」と言うので、「私はあなた達のことを

知りません。本を買って頂いただけでは、お友達ではありません」と

答えましたが、「いやだなー、本を買ったときにお話したじゃないですか!」

と言うのです。しばらく玄関で押し問答をしていたのですが、こちらの言う

ことはまったく聞いてくれません。「とにかく、もうすぐ警察が来るので、

警察官に立ち会ってもらって、話をつけましょう」と言ったところ、突然、

「やっぱり、××(聞き取れませんでした)の鈍いが掛かっているから、

そんなことを言うんですね!」「早く呪いを解かなくちゃ!」と、口々に

意味不明の言葉を言いながら飛びかかって来ました。細身の女の子二人だと

思って油断していたのですが、あっという間に押し倒されて馬乗りになられて

しまいました。一人が私の足を押さえつけて、もう一人が私の首を絞めて

きました。私も渾身の力を込めて抵抗したんですが、はねのけることも

できません。だんだん意識が遠くなってきたころ、突然、私の体にかかって

いた力がなくなりました。後から気が付いたのですが、丁度、警察官が

到着して、玄関で繰り広げられていた修羅場に気が付いて、助けてくれた

事情聴取のために警察に行きました。警察で聞いたところ、女の子二人は、

私と前世で月世界のバンドを組んでいて、神の声を音楽で伝えていたそうです。

確かに小さい頃、ピアノを習っていましたが、私にシンセサイザーが弾けたなんて、

ちっとも知りませんでした(苦笑)。女の子二人はボーカルとギターだそうです。

月世界が天変地異で崩壊して、私達も地球に転生したのですが、元月世界の

民を再び集めて、世界を復興させるために、私の力が必要だったそうです。

しかし、天変地異を起こす原因になった、月の神官が私を誘惑して、呪いを

かけてしまったので、私に前世の記憶がないとか・・・。勘弁して下さい。

女の子二人は未成年なので、親御さんが迎えに来ると言っていたのですが、

私もとても疲れていたので、先に帰らせてもらいました。明日のイベントも、

いろいろあって、参加できそうにありません。

こんな騒ぎになってしまったので、女の子二人がイベントに行くことも

ないと思いますが、同ジャンルの方は気をつけて下さい。

そんなに大きな事件でもないのに、長文で失礼しました。

分かる方には分かると思いますが、元ジャンルは音楽もので、

ボーカルとギターとシンセの、3人組のバンドです。

月世界という設定が、どこから出てきたのかは不明です。

>80

T都内である、ジャンルのオンリーイベントだと思います。

大阪の方は、ご安心下さい。

皆様からのアドバイスに励まされて、押し掛けてきた女の子二人に、

何とかして責任追及しようと思ったのですが、失敗してしまったようです。

参考にはならないかも知れませんが、後日談の報告をさせてください。

(1/5)

家を襲撃した女の子二人は、落花生と鼠ランドの国の現役高校生でした。

襲撃を受けた時、私は気が遠くなっていたので、詳しいことはわからない

のですが、私が殺されかけたという事実が証明できなかったため、

女の子二人は厳重注意だけで、何のお咎めもなしということになりました。

私が気が遠くなったのは、首の血管を絞められて、脳貧血のような状態に

なったためで、気管が絞まって呼吸困難になったのではなかったそうです。

呼吸困難になるほどの力で、気管を絞め付けたなら、首に痣なども残って

証拠になるのだそうですが、私は外見からはほとんど無傷のようでした。

辛うじて腕の擦り傷と、左足首の捻挫があったのですが、診断は全治二日。

傷害と言い張ることもできるんですが、警察から「その程度の怪我では

立件は難しいし、相手は未成年なのでやめた方がいい」と説得されました。

家に駆けつけてくれた警察官も、玄関が開きっぱなしになっていて、

騒ぎが起きているのはわかったようですが、私が首を絞められている現場は、

目撃していないと言っていました。不審に思って声をかけた時に、

しまったので、指紋の検出などはできませんでした。

女の子二人を迎えに来た親御さんですが、そのうち一人の父親は医者でした。

後日、警察署の一室で、厨AとA父(医師)、厨BとB母と話し合いをしたのですが、

なんとなく納得できない結果に終わってしまいました。A医師は、

「自分の躾が至らなかったせいで、ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳

ありませんでした。お金で片づくこととは思えませんが、できる限りの補償は

させて頂きます」と丁寧に謝ってくださったのですが、その後がもにょ・・・。

「このくらいの女の子の間では、ちょっとした行き違いも多いようですし、

お互いに大事にしない方が、経歴に傷が付かなくていいと思うんですよ。

Mさん(私)も、お嫁入り前の大切な体ですし、トラブルがあると、結婚にも

差し支えるかも知れませんし、示談にするのが最良ではないでしょうか」

というA医師に、警察も「本人(私)も全治二日の軽傷ですので、それが一番

望ましいですね」と同意してしまったのです。

私としては、学校に連絡するなりして、女の子達に自分のしたことの重大さを

わかって欲しかったのですが、示談交渉中だということ、医師という身分のある

保護者が責任を認めているということ、女の子二人が未成年でプライバシーに

十分配慮する必要があるということで、女の子二人の学校名どころか、

事情聴取にもショックを受けました。

私は、本にはフリーメルアドしか載せてなかったんですが、通信販売のため

本と一緒に配っているちらしには住所とペンネームを掲載してました。

それを見て、まったく未知の人が押し掛けてきたらしいと主張したんですが、

警察には同人誌というもの自体がよくわかってないみたいでした。

「自分の本をあげたのなら、友達同士だろう」とか、「本をあげたときに、

ちゃんと話してるんだろう」とか、警察も厨思考と変わらない対応なのです。

月世界の前世話も、女の子同士のごっこ遊びの一種と思われたようで、

「いい歳をして、ごっこ遊びに夢中になって、未成年を煽っているようでは、

この先が思いやられる」とまで言われました。あげくの果てに、

「本当は、彼氏をとったとかとられたいう、男関係が絡んでるんじゃないの。

彼氏だって、ごっこ遊びに夢中な行き遅れの女より、若い女子高生がいいに

決まってるからね。それを恨みに思って、女子高生を陥れたいんじゃないの」

と言われたときには、顔から火が出るような思いがしました。

たしかに私は、20代後半で結婚もしていませんが、そこまで言われるほどの

ことをした覚えはありません。彼氏もいますが、良好な関係ですし、

新聞受けは、私の前の住人が壊したまま、受けの箱の部分がない状態だったの

ですが、この事件があってすぐに、大家さんがドアごと交換してくれました。

今では、差し入れ口に新聞を受ける箱がついているので、たとえ手が入っても

鍵までは届かない構造になっています。もちろん、工具を使って受け口ごと

外すという犯罪には効果はありませんが、厨避けくらいにはなりそうです。

結局、警察と厨親に説得される形で、示談を受け入れることになりましたが、

私の出した「ドア交換料金を大家さんに支払う」「イベントには参加させない」

という条件は、認められませんでした。ドアは女の子二人が壊したのではないし、

相手の行動をそこまで束縛するような事件ではないんだそうです。

今日、最後の話し合いがあり、二度と家に押し掛けないという念書をとり、

慰謝料として5万円を貰いましたが、納得できない思いでいっぱいです。

「女の子の一人暮らしでは、お金がいくらあっても足りないでしょうけれど、

警察もこのくらいが妥当な金額と言っていますから、これ以上もめても、

あなたの得にはならないと思いますよ」と言ったときの、A医師の顔が

忘れられません。たしかに、私は裕福な暮らしをしているわけではありませんが、

私の好きなバンドも、ボーカルが脱退して開店休業状態なので、ちょうどいい

機会なのかも知れません。

押し掛けられたことには、私が無防備だったこともあったと思います。

私としては、不本意な結果になってしまいましたが、これから被害に遭うかも

しれない皆様の、参考にでもなれば幸いです。

ここでの皆様のレスが、私の励ましになったのも事実です。

いろいろと、ありがとうございました。

長文、失礼致しました。これにて、名無しに戻ります。

回線を一度切っているので、IDは変わっていると思います。

暖かいレスの数々、ありがとうございます。

警察の事情聴取は、テープなどの証拠がないし、すでに示談になっているので

難しいかも知れませんが、非常にショックだったので監察に訴えてみます。

弁護士会への相談も考えてますが、あまり金銭的に余裕がないので、

長期にわたって争うようなことになった場合は、少々苦しいかも知れません。

もう二度と起こって欲しくはないんですが、またこんな襲撃にあった時には、

警察での事情聴取や、示談の話し合いにも、テレコ持参で行くようにします。

あと、書き忘れたんですが、女の子二人は殺意はなかったと主張してます。

私が、女の子達を追い返そうとして、鍵を開けて掴みかかろうとしたので、

仕方なく私を押さえつけたら、偶然に首が絞まってしまったのだそうです。

せめて相手の女の子達がコニーだったら、私の危機感もわかって貰えたの

かも知れませんが、私より一回り小さい女の子達なので、私の方が悪役に

見えてしまうのかも知れません。

監察に言ったときに、警察で言われたようなことの繰り返しになったらと、

恐怖感があるのですが、彼氏が協力してくれるというので、頑張ってみます。

本当に、ありがとうございました。

不本意な事後報告で終わったかとおもっていたのですが、

またちょっとプチネタががあったので報告させて下さい。

(1/3)

今日、会社から帰宅したら、玄関に悪戯書きされてました。正確に言うと

玄関のドアだけではなく、周囲の壁までめちゃくちゃにはみ出して。

「あんたが○○(バンド名)ファンにいるなんて、☆ちゃん(アーティスト名)も

メーワク!」「シネ!」「××(意味不明)ののろいをとなえてやる!」

「しんで生まれかわれ!反セーしろ!」など、まったく解読できない文や

意味のわからない記号のようなものもあって、見ただけで脱力しました。

あの月世界厨の再来では、と思った私は、とにかく現場を保存して

証拠をつかもうと思い、カメラでドアと周囲の壁を撮影しました。

それから警察に「ドアに悪戯書きをされたので、被害届を出したい。

現場確認のため、警官に来てもらいたい」という電話をしたのですが、

「悪戯書きは緊急性がないし、暗くなると現場検証もできないので、

明日午前中に警官を派遣します」と言われてしまいました。

明日の午前中というのは、私に会社を休めということですか?

私は、以前にストーカーのような人に押し掛けられて被害にあったこと、

その処理で会社を休んだので、もう休暇が取れないので困るとを訴えて、

今日中に来て貰えるようにお願いしました。

最初に手帳を見せて貰い、私が警官の名前を読み上げて確認したところも、

すべてテープに残っています。そして残念なことに、今度やってきた警官も、

被害者の私の心情を逆撫でするような応対だったのです。

警官が、悪戯書きされた部分をべたべた触りまくるので、「あまり触ると、

指紋がとれなくなったりしませんか」と聞いたのですが、「指紋なんか

とりませんよ。悪戯書き程度で、鑑識は呼べないから」だそうです。

その他にも、「被害届は受理するけど、このくらいのことで、わざわざ捜査は

しないんですよ」とか、「心当たりがあるなら、その人に自分で聞いてみれば

いいじゃないですか」とか、私は何のために警察を呼んだのでしょうか。

こまめに巡回して貰えるようにお願いもしましたが、「心がけておきます」

という返事では、あまりあてになりそうにもありません。

悪戯書きの写真も、警官との応対のテープも、証拠として残っています。

きちんと捜査して貰えるように、今度はすぐにでも監察に訴えるつもりです。

でも、月世界前世厨や親厨だけならまだしも、警察まで加害者側について

いるような今の状態では、どれほどの効果があるものなんでしょうか。

とにかく、これからどうなるかわからないので、大家さんやご近所に断って、

せっかく大家さんの好意で交換して貰ったドアもショックなんですが、

周囲の壁は除光液が使えるんでしょうか。壁の塗り直しになったら、

私が恥ずかしくて、大家さんに顔向けできなくなりそうです。

やはり引越しを考えるべきなんでしょうね。

さっきまで、すごく腹が立って興奮していたんですが、ここに書き込むため

まとめていたら、ちょっと落ち着いてきました。また進展があったら、