「あんたなんかどうでもいいのよ！私がかわいくて目立てばいいの！」

Lカップリング要素を含む話です 
フェイクがあります 

私とAは共通の友達を介して付き合いが始まった 
AにはBという相方がいて、ほどなくしてBとも一緒に三人で遊ぶようになった 
Aは姉御肌でどんどん企画を自分で出して、意見もはっきり言うタイプ 
私もBもそんな頼りがいがあるところに付いて行っていた 
三人とも好きなジャンルは同じだったけれど、それぞれ好きなキャラやカップリングが違っていて 
私はa推しのb×a、Aはc推しのb×c、Bはd×hだった 
(原作では、フェイクですがbとaが同じチームでcだけ敵キャラなので必然的にaとbの絡みが多くなる) 
攻めに当たるキャラがかぶっているので、Aはキャラaが嫌いになってしまったらしく 
私がaの話をすると「aの話をしないで！私はaが大嫌いなの！aよりcの方がかわいいのに！」と 
ものすごい剣幕でaをsageはじめた 
出来るだけ頑張ってaの話をしないようにしていたけれど、ジャンル萌えの話題になるとどうしても 
好きキャラの話をしたくなってしまうので、とにかく一言も言わずに黙ってAのcに対する愛を聞いていた 
自分の萌え話をいつも我慢しているので、だんだんAと一緒にいるのがきつくなってきた 
どちらかというと好きだったcのことまで嫌いになってきたのがつらかった

ある時、ジャンルイベントでキャラの声優さんたちも総出演ということがあり
Aと一緒に申し込んだら幸いな事にチケットが当たり、しかも良席だった
イベントに着ていく服を買いに行こうと言われて買い物に行くも、Aの行きたい店ばかり行く
しかもそれがどこも昔の中学生かオカンが着るような微妙な服の店で、安さだけが売りの店だった
別に高級ブランドの服でなくてもいいし、安くてもカワイイ店はもっとあるのに
ジャージに半端にレースがついてるとか、ペラペラのナイロン生地に謎の英語がプリントしてあるとか
あきらかにチープで、少なくとも20代後半女子が着るべきものではないだろうという感じ
さらにAは素肌がきれいを自称し化粧したり美容院に行くオタク女子を毛嫌いしていたので
申し訳ないけれどそういう人がその手の服を着ると喪女そのものって感じだった
普段は普通なのに、イベントになると何故かこうなってしまう
見かねて「私の知ってる店にも行こうよ。落ち着いてるけど安くてかわいいのあるよ」と言うと
「あんたなんかどうでもいいのよ！私がかわいくて目立てばいいの！」と言われた
「aファンのあんたなんか誰も見てない。それよりc声優から見られる私のことをかわいくすることだけ考えて」と
その瞬間、何かがふっと切れて、急激にAに対する感情が冷めていった
怒るとかそういうのではなく、本当にもうどうでもいいと思った
結局Aは500円の服を10着くらい買って、家でじっくり鏡の前で選ぶといった
私はAと解散後に自分の好きな店に行って服を買った

これは友じゃないなと思ってFO　Aの相方だったBとも疎遠になった
けれどその後で、Bとはまた付き合いが復活した
Aとはどうなっているのか敢えて聞いていないけれど、話題は一切出てこない

今見たら「Lカップリング」になってる
BLカップリングです
配慮の意味なくてごめんなさい

>>770-772
うわあ……マジ乙。
数字カプで攻めが同じで受けキャラ違いってのはもめそうだなと思ったら案の定
それを差し置いてもAには問題ありすぎだが

770です
乙ありがとうございます
友やめからしばらくして、原作でキャラたちが成長し
大人になってからを描いたスピンオフ作品みたいなのが出たのですが
その途端に「私は少年しか愛せないから、もうcには興味がない」と言って
ジャンル撤退しました
普段から声変わり前の男の子しか好きじゃない、女が大嫌いと言っていたけれど
同ジャンルの知り合いのサークルさんがめでたく結婚して妊娠した時も
「女の子じゃないといいね。私が母親だったら女の子と分かった瞬間頃す」
「もし私に子どもが出来て女の子だったらあげるから一緒育ててww」
とか言ってドン引きされていたらしい
実家は立派なお家のお嬢様だったのになぁ
今でも自分はそのジャンルにいますが、長く付き合っている友達やサークルさんが
とてもよくしてくれるので、とても楽しいです