「私との約束を破って、他の人との約束を優先するような人とは本を出したくない」とＣＯ

自分にも非がある友やめ話 

オンで知り合い仲良くなったＡと合同誌を出すことになった 
Ａと自分の居住地は遠すぎて、直接会う機会は最後まで一度もなかった 
Ａは、ちょうど家の引っ越しなどが理由で、合同誌の締切に一度間に合わなかった 
引っ越し自体は事実で、引っ越し通知ハガキももらっているし、これはＡの家族も関わってくる問題なので仕方ない 
だから「引っ越し直後は、まだ身の回りが落ち着かないだろうし、原稿も落ち着いてからでいいよ」と告げた 
しかし、その後、Ａは別ジャンルにハマったようで、合同誌の原稿を放置して、新ジャンルの方で個人誌出したり、コスプレしたりになってしまった 
 

別ジャンルにハマるのも、ジャンル移動するのも私としては構わないし、それはＡの自由だ
だが、まずは合同誌の約束を果たすのが先じゃない？　
最終的には、私から「私との約束を破って、他の人との約束を優先するような人とは本を出したくない」とＣＯ
黙って様子を見続けて一年、Ａから合同誌の話はまったく出てこないので、見込み無しと思って切った
Ａからは「言い忘れててごめん、原稿出来てる！」と連絡来たのだが、
「知らんわ。それは個人誌で使えばいいじゃん。一年もほったらかされた私の気持ちが、あなたにわかるのか」
と言って、すべての連絡先を切った
一年待った理由は、他のジャンル者とトラブルがあったらしくて、「少しの間、ジャンルから離れたいんだよね」と愚痴られたこともあったから
別ジャンルにハマるのが気分転換になればいいなと最初は思ってたけど、まさかこんな展開になるとか想像もしていなかった
ＣＯした時は、自分のジャンル内での知人＝Ａの知人という感じだったので、ジャンル内にもいづらくて、ツイッターなども全部退会した
私は、このことを誰にも言っていないし、根回しもしなかった
Ａも誰かにこの件を言ったりしなかったのか、その後も誰かから嫌がらせなどされることもなかった。むしろ周囲からも完全放置されていた

少し考えて、ジャンルにはまだ愛があったし、どうしてもオフで出したい本があったので、後日、自分が住む地方のイベントで新刊を出した
サイトに新刊とイベント参加情報を載せたら、Ｂさんから「通販させてほしい」というメールが来た
Ｂさんも、Ａと同じくオンで仲良くなった人で、でもＡの件以来、私が自分のサイト以外のオン（ＳＮＳとか）から消えたので音信不通になっていた
だが、このＢさんは、Ａと地元が近くて、プライベートでもよく一緒に遊んだりしてる人
Ｂさんは、良くも悪くも、自分に関係が無かったり、害が無ければ、今回のケースで言えば私ともＡとも平等に接するような人
「Ａから何か聞いてるのかな、もしＢさんに本を渡したら、Ａに貸したりするかな、Ａには私の本を見せたくないな（萌え提供するような気持ちがして嫌だった）」
など、自意識過剰かつ疑心暗鬼っぽくなってしまって、Ｂさんには、
「諸事情で今は、通販をする気はない。今後、手があけばするかもしれないが今は何とも言えない。ご期待に添えず申し訳ない」
とお断りのメールを出したら、久しぶりにＡからメールが来た

「Ｂから、通販を断られたと聞きました。残念がっていました。断ったのは、私とのことが理由ですか。だったら、それはＢには関係ないでしょう。Ｂに失礼じゃないですか」
「私も、今でもあなたの作品は好きです。できれば、私も通販させてもらいたい」

確かにＡの言うとおりなんだけど、正直おまえに言われたくない、どんだけ自意識過剰だという気持ちもあれば、
もし、二人に通販したら、もしかしたら仲直りできる機会になるかな、また前のようにみんなで萌え語りして楽しく過ごせるようになるかな、という気持ちで揺れた
何しろ、うちの地元には、私が活動しているカプの仲間とか、一緒にカプの萌え語りできるような人がいない
私自身、オンでの萌え語りにちょっと依存していたところがあった
でも、「あいつは私を一年放置して、自分の萌えだけを優先させた。自分だけ楽しければいい奴なんだ」という気持ちがあって、私はそちらを選んでしまった

「Ｂには、ちゃんと諸事情で出来ないと断った。私の商品をどんな売り方しようと、他人に口出しされる覚えはない」
「あなたには二度と私の作品に触れてほしくない。まだ、あなたを許したわけじゃない。二度と連絡してこないでほしい」

それから、ＡからもＢからも連絡は来ていない
Ｂには完全に巻き添え、とばっちりだから、今でも申し訳ない気持ちもある

もし、ＢがＡから何も聞いてなかったのなら、私がいきなりＳＮＳから消えた理由も、通販を断った理由も何もかもわからなくて困惑させただろう
そして、今でも選択を誤ったのかな、あの時、通販を受けていればよかったかなと揺らいでたりもする
あの時、どうするのが一番よかったんだろう
通販しても、ただそれだけで終わって、仲直りにまではならなかったかもしれないし
仮に、ＡやＢから「これからまた萌え語りしよう」と言われても、Ａに対して嫌な気持ちが残っているままでは、以前のような楽しい関係には戻れなかった気もするし
こうなってみると、一年放置されて嫌だったことより、楽しかった頃の良い思い出ばかりが思い出されてしまうね
でも、もうオフでどうしても出したかった本も出したし、サイトも閉鎖した
ＡやＢや他のジャンル者とも関わる機会は二度と無いだろうから、もういいや終わったことだと自分に言い聞かせることにする
ちなみに合同誌用の原稿は、私は最後まで個人誌では使わなかったし、私が知る限りではＡも発行した様子は無かった

３つで収まらなくてすみません…最初の配分から間違えた

乙
Aは自分の締め切り破りを棚にあげて568をお説教か
自分の非を反省してるなら、そこは自分のせいでBに対しても
568の本を通販できないという迷惑をかけたのかもしれないと反省すべきところだろう
なんで第三者みたいに人を責めてるんだろう

Bには申し訳ないけど、Aみたいな人間とはもう少しも関わらなくて正解だ