遅咲きの中二病とでもいうか、変な方向にネットデビュー

古くからの同人友達AとBは長いこと携帯も持たずネットデビューも遅かった 
そんな二人もやっとネットを始めて、3人で会ったときにネットの話もできるようになった 
ただ、Aがなにか遅咲きの中二病とでもいうか、変な方向にネットデビューしていて 
まあありがちといえばありがちな初心者の2ちゃんかぶれっぽい言動になっていた 

それだけなら「誰もが通る道だしね」とスルーできたんだけど 
Aの言ってる内容がことごとく間違ってたりおかしかったりする 
たとえばだけど「海鮮っていうのは人に頼まれて本だけ買って売る人だよ！」的な 
（↑これは今私が適当に考えたけど、これに近い）勘違い＆思い違いが酷かった 

あまりにも間違ったネット知識を得意げにBに語るので、さすがに「いやそれは～」と
修正を入れ始めるとAが目に見えてムッとし始めた
いくら私だって「は？違うしww」みたいに頭から否定したわけじゃなくて
さりげなくAを傷つけないように訂正してたけど、なにしろ回数が多い

だんだんAが不機嫌になるのがわかったけど、Aもネットの話はやめないし
でも内容がBがそれをそのまま信じたらBがどこかで恥をかくレベルのことなので
「それはね…」A不機嫌「その意味は…」A不機嫌

そのうちAがものすごくわざとらしく私を無視してBとだけ話し始めた
もう完全に空気みたいに、存在しないみたいに無視
なにか話しかけようとしても無視。Bは…と思えば「Aちゃんすごーい！」状態で
Aの頓珍漢な解説を楽しそうに聞きながら一緒になって私を無視
なんかもういいや…と疲れて帰るね、と一応言っても無視されたので、そのまま帰ってきた

単に私が空気を読めなかっただけなのかもしれない
でもあれを一緒に聞くのは拷問だと思った…