重力に近いスピードで落ちるように階段の上を走る私。その時、ふっと、体が浮きました。

【嗚呼】修羅場に起きた大惨事2【やっちまった】 http://nozomi.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1196068216/

315: スペースNo.な-74 2009/02/01(日) 14:45:27
思い出したので投下 

あれは何年か前の夏コミ、暑い日でした。 
うわああああ寝過ごしたと慌てて着替えて出発、 
駅にはなんだかお友達になれそうな方々でごった返しています。 
エスカレーターを使おうと思ったのですが、 
私はとにかく急いでいて、隣の階段を一段飛ばしで駆け降りました。 
重力に近いスピードで落ちるように階段の上を走る私。 

その時、ふっと、体が浮きました。 

そのまま、重力の流れに身を任せるかのように、私は回転する景色を眺めていました。 


踊り場で何とか静止した私。
横ではエスカレーターに乗った人たちが心配そうにどよめきながらも流れていきます。
しかし寝ている暇は無い、声を掛けられる間もなく私は再び走り出しました。
嗚呼、私がいつも使っているこの階段は、こんなにも長いものだったのでしょうか!

やっとの思いで階段の終わりへ辿り着いた私でしたが、
既に尋常ではないほどの痛みと吐き気に私の体は蝕まれていました。
くそっ!なんという!
心の中で叫ぶ私。走りたいのに、足が自由に動きません。
私は骨折していました。

嗚呼、私は一体何をやっているのでしょう。
虚しさで胸をいっぱいにしながら、私は目の前で電車が出発していくのを呆然と眺めていました。

~Fin~

それから一週間ほど寝たきりの生活が続いたのはアナザーストーリー
でも当日は何事もなかったかのように振舞いました。今思うと本当に涙ぐましすぎる。

316: スペースNo.な-74 2009/02/01(日) 15:48:12
乙だけど普通に書こうよ
317: スペースNo.な-74 2009/02/01(日) 20:08:45
一週間寝てたらこの程度のポエムは生まれてくるだろう

 

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