Ａが割り込んでこなかったら、たとえ本を作れなかったとしても自分で納得できたんだろうなって思うとすごく悲しくなる。

Ａとは大学のときに知り合ってヲタとして気もあった。 
まあ、なかなか個性的な子といえば個性的な子だったし 
周囲の人間がＡをよく思っていないということを聞かないわけではなかった。 
Ａは食にうるさいし、絶対にコントロールできないところで完璧主義者だから。 
（たとえば飲み会で誘いたい子を全員誘って参加させないと満足できない。 
割り勘も１円単位で清算しないと気がすまない等） 

それでも私としてはＡのことは嫌いではなかったし、まあ友達だった。 

Ａはなりチャが好きで延々とオリキャラやオリジナルストーリーの話をしてくる。 
正直なりチャは興味がなく聞き流していた。 
オリジナルに関しては私も書くので、いろいろ相談に乗ったり話を聞いたりしていた。 
ある日私があるジャンルのあるカプにハマって、本を作ってみたい気分になって 
計画していたら、Ａが混じろうとしてきた。 
「いっしょにサークルやろうよぉ！＾＾」ってかんじ。

「じゃあ今回はパロだけにしょうよ。オリジナルはまた今度にしよう。
そんなにやりたいなら今回は私の原稿の校正やってくれる？」

って頼んだ。
でもいつまでたっても校正はしないし、せめて原稿が届いたなら届いたと連絡ぐらいすれば
（もともとなんの期待もしていないので）気も治まったけどそれもなかった。

後日Ａから「オリジナルやるからなにかリクエストちょうだい＾＾」ってブログで催促された。
正直Ａのオリキャラなんか興味ない。
さんざん設定だけ聞かされてきたからぼんやりとした知識はあるけど、作ったものを読ませてもらったこともない。
いつも言うだけ、巻き込むだけ。
どうせ作らないんだろうなって思いながら、相手のよろこぶリクエストをした。

でもＡが割り込んでこなかったら、たとえ本を作れなかったとしても自分で納得できたんだろうなって思うと
すごく悲しくなる。本当に好きなカプで自分の作るものを好きだと言ってくれる人も本を作るなら欲しいと言ってくれる人もいたから。

長くなってスマソ。

サークル名も変えてAのことを一切書かず出せばよかっただけのこと
あなた自身Aの作品が好きだったわけでもないし信頼していた様子でもない
本を出さなかったのは自分の選択でAのせいじゃない、そこは違えるな

予測できないトラブルじゃなくて
予測できるトラブルを回避しなかったんだから
ある意味自業自得

最初から誰もが強いわけじゃないんだから、どんまい　だ！