最初の頃の日記を見る限り人柄も温かい人で楽しそうだったのにそれがどんどん壊れていって怖いと思うと同時に悲しくなった

かなり昔の話ですが個人的にすごく怖かったというか悲しかった話 

ＡとＢのすごく甘々な話を描く人がいた 
絵も小説もすごくほのぼのしていてＡＢへの愛に溢れていて、見ているだけで優しい気持ちになれるぐらいだった
ところがしばらくしてその人は日記でぽつりぽつりと愚痴を話すようになった 
愚痴を話したかと思えばいきなりハイテンションでまくしたてるような内容の日記など、とにかく奇行が目立つようになった 
その頃から作品はＡがＢを小突くなどささいな暴力から始まり、どんどん殴る蹴る、しまいには首を絞め刃物で切りつけるなどＡからＢへの暴力行為がエスカレートしていった 
最終的には内臓をぶちまけられたＢの絵、バラバラに切り刻まれたＢを食べるＡの話など、かなりグロい内容になっていった 

しばらくしてから、その人が自殺した
オフで会ったことがあるというジャンルの知り合いに聞いたらよくある管理人は氏にましたといってドロンする類のものではなく、本当だったそうな
躁鬱病らったらしい
最初の頃の日記を見る限り人柄も温かい人で毎日食べ物の写真やネコの写真などをアップしていて楽しそうだったのに。
それがどんどん壊れていって愚痴から始まりときおり壊れてハイになってて最終的に日記は鬱々としていかにも自殺をほのめかすような内容だった

アルツハイマーの画家が描いた自画像をなんとなく思い出して、怖いと思うと同時に悲しくなった

確かに恐いけど書き込んじゃって大丈夫か不安になるなｗ
かなり前だし大丈夫か

友人の友人が自殺したときはツイッターで拡散された
行方不明です誰か知りませんか→残念な結果に終わりました
告別式の場所は…　等全部リアルタイムで流れてきて生々しかったな

問題は残されたサイト、母親が見つけてショック受けてたらしい
友人の一番近い親友がパスワード探してもろもろ処分してくれたけど
病んだ日記とか全部見られてたから自分なら全部消してから死ぬなあ
でも最後のつぶやきはイベント直後に「無事終了しました！ありがとうございました」
→一週間後に自殺　だったから、本当に衝動的なものだったんだろうけど

鬱はほんとに衝動的に死ぬからな
本人に死ぬ意志がなくても。

病んでそこまで行ってたら日記やサイト消してから～とか冷静な判断できないだろうしね

「ちょっとそこのコンビニまで行こうかな」
ってのとまったく同軸の思考で、
「ちょっとベランダから飛び降りようかな」とか
「ちょっと首つろうかな」って感じでヤっちゃうらしいね

ホームで電車待ってるときに、今前に飛び出したら死んじゃうなーって瞬間があるけど
ああいうときにやっちゃだめだって止める思考が働かなくなるんだろね

本人も本当に死ぬとは思ってなかったかもしれない
最初に行方不明のツイート見たとき、本人の自作自演だと思ったし
普段から不謹慎な冗談を言う人だったから、
しばらくしたら「本気にした？w」って感じで復活するんじゃないかと。

凄い才能のある人だったからこそ悩みも多くて、
行き詰まった時の反動も大きかったのかもしれない